高橋宏治(たかはしこうじ) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

株式会社haiku

代表取締役

高橋 宏治 たかはし こうじ

スタートアップのファイナンスやIPO体制構築を支援する会社を設立。専門性と人脈を生かして企業の成長に貢献
支配人タイプ
支配人タイプ

1976年8月19日生まれ(47歳)
千葉県出身 ・ 東京都在住
中央大学 経済学部産業経済学科 卒業

支配人タイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
  • 30
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  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 1.6%

強く自己主張をするよりか、周囲と協調しながら物事を進めることが多い。
また状況の変化や刺激に対して過敏に反応することがなく、ストレスに対する対処法も心得ているため、常に落ち着いている印象を持つ。
斬新な意見や革新的な考えに興味を持つ。
固定観念に縛られずしなやかな立ち回りができるが、場当たり的かつ衝動的な行動をとることも少なくない。
場に応じて柔軟にふるまいながら仕事を進めることができる。

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1キャリアサマリー
2000年
会計士2次試験合格。監査法人トーマツ入所
2004年
大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツ入社。企業投資等のファイナンス、管理に関与
2010年
株式会社フリーセル入社。執行役員としてファイナンス、IPO準備を担当
2014年
株式会社FiNC入社。財務部長として50億のファイナンスを実施
2018年
株式会社haikuを設立。スタートアップのファイナンス、IPOを支援
2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

そもそも、会計士になったきっかけは、株式市場が好きで、マーケットに関わる仕事がしたいという漠然としたものだった。大学から勉強を始め、会計士2次試験に合格した後、まずは監査法人を経験してからという流れに沿って、強い思いを持たず監査法人に就職した。今振り返ればこの思いが無かったことで、監査法人を3年ちょっとでやめる結果になったと思う。 

監査法人では、国内の大手メーカーの監査を中心に担当したが、監査法人という大きい組織でいかにモチベーションを高めていくかというところで苦労した。そもそも自分は、何十年後も見渡せる安定に魅力を感じるタイプではなく、どうなるかわからないが将来の成長が期待できる環境に身をおいて、その会社がスケールするタイミングに無上の喜びを感じる人間なので、監査法人という環境でそのような成長を求めるのは厳しかった。強い思いを持たずに監査法人に就職したことがよくなかったのだが、すでにビジネスモデルが確立し大きな組織で安定した状況で働くことで、モチベーションがいかに大事なのか、また、自分の向き不向きに気づく大きなきっかけになった。

その後、大手証券会社のプリンシパル・インベストメンツ部門の立上げ期のフェーズにジョインし、ベンチャー企業にどっぷり浸かるというキャリアを選んだ。監査法人という環境で自分と向き合い、自分の求める環境との乖離を把握し、時間を区切り次のキャリアに迷いなく進んだことが、その後のキャリア形成にとても役立ったと思っている。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

現在は、株式会社haikuを設立し、スタートアップのファイナンス、IPO体制構築の支援をしている。スタートアップの経営者は、自らサービス開発、営業、マーケティング、人事、組織構築、調達等あらゆる領域をカバーする必要があり、ファイナンスに割ける時間は限られている。ファイナンスに時間をとられるあまり事業進捗が遅れるのは大きな損失である。また、経営者が対峙するベンチャーキャピタル等の投資家は、騙すつもりはないものの、会社側と圧倒的な情報格差が生じているなかで、経営者サイドに不利な契約になるケースも少なくない。なかには初期の資本政策の失敗が響き、本当に踏み込むべき場面で勝負できなくなるケースもある。資本政策は、事前に今後起こるべきことをどれだけ想定できるかであり、それにはどれだけ過去の経験や事例を知っているかということがとても大きい。起業家と投資家の情報格差をなくし、より多様な選択肢の中から、将来の可能性を幅広く持たせることができる調達をサポートしたいという思いから、今の事業を行っている。

また、“戦略参謀Unit ALPHA”という取り組みも開始している。事業経験のある専門家同士が横の繋がりを持ち、ファイナンス分野のみならず、組織戦略、マーケティング戦略等のベンチャーが抱える共通した課題に対して支援できる体制作りも始めている。

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