井戸志生(いどしせい) | ページ 2 | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

有限責任 あずさ監査法人

東京第3事業部

パートナー

井戸 志生 いど しせい

コミットメントの高い人が顧客からも同僚からも買われ頼りにされる
ムードメーカータイプ
ムードメーカータイプ

1969年12月2日生まれ(52歳)
東京都出身 ・ 東京都在住
慶應義塾大学 理工学部数理科学科 卒業

4あなた独自の強みと今現在の仕事との関係性

私の強みは、強いて挙げるとすると意思決定が早いということでしょうか。実はあずさ監査法人には、定期的に部下が上司を匿名で評価をする「アップワードフィードバック」という仕組みがあります。「意思決定が早い」という点は、そこで度々部下たちから高い評価を受けている事項です。
大きな組織での仕事は、どれもチームで行うものです。私の意思決定を受けて次のプロセスを行うことが殆どです。前述の通り多種多様な仕事を常に抱えていますので、色々な人から色々な話題、相談事、報告事項などが大量に飛んできます。そのような中で、特に意識して、心がけなければいけないと思うのは、受け取ったボールを後回しにせず、できるだけ早く次にパスすること、その時に必ず自分なりの付加価値を乗せてパスすること、です。長い時間ボールを持っているだけでは、単純に時間ロスにつながるだけで、付加価値は高まりません。ボールを早くパスできる時ほど、結果として高い付加価値が乗った良い仕事なものだ、というのが私の持論です。
あと、大量の情報を大胆に取捨選択し、常にスリムでいることも心がけています。これも迅速な意思決定のため、仕事や情報に溺れないための工夫です。後回しでも差し支えない、と思った情報は迷わず捨ててしまいます、後で目を通そう、という事は殆どしません。デスクもメールボックスも、周りの同僚に比べてかなり奇麗で整頓されていると思います。

5仕事をしている中で、心が大きく動いた瞬間

監査業務で一番充実していたのは、現場の主査=インチャージをやっていた時期だと思います。特にあるグローバル企業の監査チームのインチャージを任されていた数年間が、一番成長したように思います。これは私に限らず、監査のキャリアを持つ方は概ねそうなのではないでしょうか。
監査チームの構成上、そのクライアントの監査のために最も時間を使って、常に現場に居なければならないのがインチャージです。ですから、クライアントもチームのスタッフも、何かあるとまずインチャージに相談に来ますし、マネジャーやパートナーに状況報告や細かいインプットを行うのもインチャージの仕事です。そのような役割を何年かかけてしっかり果たせるようになった時、インチャージとして初めて認められ、監査パートナーとは違った意味で、チームに不可欠な存在になれるわけです。
当時経理の責任者だった、年齢が2周りも上のクライアント方がよく私のところに相談にいらして、一緒に夜遅くまで悩みながら決算を進めたことを、今でも思い出します。監査というのはクライアントとの距離感が難しい仕事ですが、通常のサービス業とは形は違えど、クライアントに対して親身でありたいと思っています。

6公認会計士という仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

深く悩んだ、という経験は思い返してもなかったと思います。迷いがない、というのが正しいかもしれません。
前にも書きましたが、私は一般事業会社を退職して、4年超に及ぶ浪人生活を経てようやく試験に合格しました。その間さまざまな不安と闘いながら、ようやく苦労して得られた資格と今の職場ですので、これを大切にしていきたいと思う気持ちが、今でも常に根っこのところにあります。
正直に言いますと、パートナーになった今でも、失敗して落ち込む事もあれば、自分が会計士に向いていないのではないか、と思うこともあります。他の人たちは分かりませんが、私はこれが未だにまあまあの頻度であります。それでも、会計士という仕事や監査法人を辞めるという選択肢がもともとなかったので、向いていようがいまいが、反省するところはして、前に進むだけ、というマインドセットです。実は今これを書きながら、このマインドセットは、脱サラしてから試験に合格するまで、4年も諦めずに頑張ることができた、ということに通じるなと思いました。我慢強い、とも言えるのかもしれません。
あとは、元来の楽観的な性格もあって、あまり深く悩む前に立ち直って、迷わずここまでこられた理由の1つだと思います。

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