細井陽(ほそいみなみ) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

有限責任監査法人トーマツ

リスクアドバイザリー事業本部

マネジャー

細井 陽 ほそい みなみ

M&Aの分野を軸として、多くの企業の経営判断に貢献
事務次官タイプ
事務次官タイプ

30代
東京都出身 ・ 東京都在住
慶應義塾大学 経済学部 卒業

事務次官タイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
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  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 3.6%

物事に勤勉に取り組み、計画性を持って着実に成果を積み上げる傾向にある。
関わる人に対し思いやりを持ち合わせているため、仲間と協力して仕事を進めることができる。
その反面、周囲の状況に過敏に反応してしまうところがあり、情緒面・感情面で不安定になりがちな傾向が。
感受性が強いため、想像力が豊かで物事に対して熟考したり、新しいものへの興味や他者の意見を柔軟に取り入れたりすることができる。

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1キャリアサマリー
2007年
IT系事業会社 入社
2010年
有限責任監査法人トーマツ 入社(監査事業部)
2015年
リスクアドバイザリー事業本部 ファイナンシャルマネジメントアドバイザリー 異動

◆大学卒業後、IT系事業会社へ入社
主に、所属事業部の経理・予実管理に従事し、その他、営業・企画も経験しました。
新卒入社当時は、会計士資格の勉強前で簿記3級レベルの知識だったため、例えば減価償却や予実差異の要因分析など、十分な理解ができていないまま実務に当たっていました。
1年経ち、経理やビジネスの流れ、経済社会に対する知見を増やし、より社会的貢献度が大きな仕事をしたいという思いから会計士試験の勉強を始めました。

◆2009年会計士試験に合格し、2010年トーマツ入社
主に、IT業界のクライアントが多く、上場会社をメインとし、グローバル企業の日本・米国基準の監査、IFRS導入支援などに従事しました。その他、非上場会社の監査主査を数社担当しました。メインクライアントの上場会社は、経理や内部統制等のレベルが高く、M&Aを多数行っている会社であったため、若手の会計士としてはかなり良い経験となりました。この6年弱の期間があったからこそ、会計士としての基盤ができたと感じています。

◆2015年リスクアドバイザリー事業本部へ異動
異動してからは、主に、財務デューデリジェンス(以降「FDD」)、バリュエーション等のM&A関連業務、内部統制等の支援業務などに従事しています。
分かり易く言うと、クライアントの依頼により、買収前はFDD及び関連する助言等を行い、買収後は管理体制の確立支援など幅広いアドバイザリー業務を提供しています。また、担当したクライアントはメーカー、IT、製薬、投資ファンド等、多岐に渡ります。

2監査法人に入社することを選択したきっかけ

トーマツに入社したきっかけは、「監査・非監査双方に強い点」です。
大手の監査法人には、監査部門以外の多くの部署が存在します。入社後は、多くの人が監査部門からスタートしますが、監査の経験を積んだ後、他の仕事に挑戦したくなる方は多いかと思います。私も会計士になった頃から、監査だけではなく、幅広い分野で活躍できる人材になりたいと思っていました。そのため、「非監査(アドバイザリー)にも強い点」が選択のきっかけの一つとなりました。
実際に、私は入社してから監査を6年弱経験し、リスクアドバイザリー事業本部に異動しました。現在、M&A業務を集中的に担当していますが、他の部署とのコラボレーションも頻繁にあり、一つの部署にいても業務内容は非常に幅広いです。また、更に言えばトーマツには多くの部門・グループ法人があります。新たな業務に挑戦したいと思った時、一般的な転職活動をする前に、異動という選択肢によって叶う可能性が大いにあるため、多様なキャリアが描けると感じています。

3監査法人での仕事の内容、特徴、キャリアパス

仕事内容

会計・財務の面からM&Aを始めとしたアドバイザリーサービスを提供しています。具体的には、M&A等の対象となる会社のFDDやバリュエーション業務、M&Aにおける財務・会計助言を行っています。
その他、私の所属部署では、投資マネジメントの前工程としての投資基準の策定や投資リスクの定量化業務、後工程としての経理のPMI(M&A成立後の統合プロセス)業務や子会社管理体制強化の支援といった、M&A前後の工程にも業務を拡大しています。

特徴と考えている点

(1)企業の経営判断に貢献できる点:M&Aは企業にとっての大きな転機となり、巨額の資金が動くことも多く、私たちの役割も非常に大きいです。また私たちだけではなく、法務や税務等の多くのプロフェッショナルが一体となり、クライアントと同じ目標に向かい業務に当たります。その結果、M&Aが成功した時はもちろん、成功しなかった時でも企業の大きな経営判断に貢献できたという達成感があります。
(2)M&Aを軸とした幅広い分野で活躍できる点:私の所属部署は、M&A業務を軸として幅広い業務を行っているため、多くの活躍の場があります。時々、採用面談も行っていますが、ここに魅力を感じて受けに来られる方が非常に多いです。
(3)会計知識・監査経験が非常に役に立つ点: M&A業務は会計士がやっているとは限らないため、私たちのように、クライアントに対してM&A業務のみでなく、会計士としての知識・経験を活かしたプラスαのアドバイスができることは特徴的な点です。

意識している事

担当するクライアントの業種は様々です。クライアントのニーズに応えるためには、業界知見や投資・経営の意思決定に必要な情報の把握・識別が求められるため、常にアンテナを張り、プロフェッショナルとして高い意識を持って仕事に臨んでいます。

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