飯塚健(いいづかけん) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

ビジネスを減速させない経営者目線の組織作りとファイナンススキルが強み。管理力と事業開発能力の両面を兼ね備えたCFO

飯塚 健

いいづか けん

生年月日
1980年11月3日(37歳)
所属企業
Kudan株式会社
所属部署
管理部
役職
大番頭 取締役CFO
最終学歴
一橋大学 商学部商学科 卒業
出身地
北海道
現住所
東京都
1キャリアサマリー

会計士を目指すきっかけは、小学生時代にそろばんと暗算を始め段位を取得し大会に出るまでのスキルとなり(唯一長続きした習い事で、数字が好きだったのだと思います)、当時のそろばんの先生に、「けんちゃんは会計士の職業が良いかもしれないね」と言われたことが始まりです。

その後、中学・高校と理系で周囲の友人が医歯薬系の志望が多く、血が嫌いな私はとりあえず歯学部を志望したのですが、高校三年生の冬に親父に本当に歯医者になりたいのかと問われ、幼少期に進められた会計士の職業を思い出してセンター試験の直前に文転。当時英数選抜の入試があった一橋大学商学部に滑り込むことができました。再び、学生時代は会計士のことを忘れ、大学卒業する時に就職が甘くないことに気づき、会計士の勉強をスタート。25歳で会計士試験2次試験に合格し新日本監査法人に入所。当初国際部に配属されましたが、ベンチャー支援に興味を持ち2年目からIPO部署に異動。約8年間IPO支援を行った後、クライアントの投資先ということもあり2015年6月Kudan株式会社に大番頭取締役CFOとして転職し、今に至っております。

性格診断テストで発見!
この会計士のタイプは?

革命家タイプ
内向的
臨機応変型
大局タイプ
個人主義
伝統型
外向的
計画管理型
こだわりタイプ
集団主義
革新型
  • 30
  • 20
  • 10
  • 0
  • 10
  • 20
  • 30
自身の仕事に対して情熱を持って取り組む傾向にある。
また高いコミュニケーション能力を活かして、周囲と協力しながら物事を進めることができる。
知的好奇心も強いため、新しい考えや意見を取り入れることをいとわない。
物事を抽象化して考えるため、大局的な判断力を持つ。
ストレスを感じても過敏に反応することなく的確に対処ができるため、周囲からは誠実かつ落ち着いて見られることが多い。
このタイプの会計士は回答者全体で、
11.4%います。
2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

最初の2年間は、国際部においてグローバル企業のSOX対応や、ホテル運営会社の内部統制構築を主に行っておりました。IPOには最初から興味を持っていましたが、まずは大手企業の内部統制を勉強することが大切だと考えておりました。ただ、最終的な夢として身近にいる“リスクを負ってチャレンジする経営者”を助ける会計士になりたいという想いを達成するためには、国際部にいると最低10年は実現できないと考え、経営者により近いベンチャー企業をターゲットとするIPO部署に異動することにしました。

IPO部署に異動後は、上場準備会社の内部統制構築や決算早期化支援、短期調査等を行いました。表向きには綺麗な支援業務に見えますが、実際は、ベンチャーの悩み(人材紹介・営業協力・事業承継等の資本政策等)は全て拾いサポートするというスタンスで経営者の役に立つ会計士になることを目標として動き回りました。サブプライム直後は仕事が全くなかった時期もありましたが、その後ちょうどIPO件数が増えていた状況もあり、当時所属していた監査法人では低迷していたIPO件数を3年後に業界トップとする目標を設定し、IPOを目指すベンチャー企業の営業に全エネルギーを注力しました。その際に経験した知識・ノウハウや繋がりになったベンチャーの方々は今となっては貴重な宝物です(退職後ではありますが結果的に3年後トップとなりました)。

ベンチャー企業をセコンドとして支援していた私ですが、リングの上で実際のビジネスをやってみたいという想いを常に持っており、そんな矢先にベンチャーに誘われたこともあり、即決でした(監査法人時代に最も信頼していた上司が退職を決めていたということも、法人に残る義理が無くなり転職の後押しとなりました)。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

弊社は日本法人を親会社としたホールディングスカンパニーで、英国子会社にコンピュータビジョン技術だけを行う研究開発ラボを抱えております。私の業務は、グループ全体の管理・人事・総務がメインですが、“大番頭”という肩書の通り日本法人の全ての責任を負っており、事業開発からPR等まで幅広い守備範囲で動いております。“CFO”という肩書だと財務に留まるため“大番頭”という肩書としたと、後日CEOから聞きました。

弊社の管理方法の特徴としては、管理は遠隔かつ時差があっても可能だという点、分業するより各機能に優秀な人間がそれぞれ一人いれば周るという点です。いつどこで働こうと仕事が周れば全く問題なく、逆に最も各人がパフォーマンスを発揮できる環境を提供することを心がけています。

また、キャリアパスとして今回の転職は監査法人にいた時よりも幅が350度くらい広がりました(笑)。具体的には、資金調達から採用、事業開発、監査法人及び証券会社対応、金融機関対応、法務対応など、様々な経験をさせてもらいました。そして事業計画を作る上でも自ら事業開発し営業を行うことで自ら実行することも可能となるため、会計士としてだけでなく、色々なビジネスモデル、契約スキーム、交渉作法を身に着けることができました。

会計士の皆様へのメッセ―ジとして、優秀な方が多いので、もっと会計財務の領域にのみならず事業開発力・語学力がプラスされると、最強の経営者になるのでは思います。

1 2 3