新地皓貴(しんちひろき) | 会計士の履歴書 | 活躍する会計士たちの仕事やキャリアを紹介

株式会社HiLO Stories

代表取締役

新地 皓貴 しんち ひろき

みんなが"らしく"生きている世界をめざして。心との向き合い方という切り口で、ヒト・組織のサポートを実践
編集者タイプ
編集者タイプ

30代
千葉県出身 ・ 埼玉県在住
慶應義塾大学 商学部 卒業

会計士データ
  • 年齢
    20代以下
    回答者全体の
    9.3%
    一覧へ
  • 役職
    代表取締役
    回答者全体の
    34.9%
    一覧へ
  • 企業種別
    コンサルティング会社
    回答者全体の
    14.5%
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  • 出身
    関東
    回答者全体の
    50.6%
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編集者タイプの特徴
  • 内向的
  • 臨機応変型
  • 大局タイプ
  • 個人主義
  • 伝統型
  • 外向的
  • 計画管理型
  • こだわりタイプ
  • 集団主義
  • 革新型
  • 30
  • 20
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  • 30
  • このタイプの割合
    回答者全体の
  • 2.3%

ストレス耐性が強いため、予測していない事態に陥っても落ち着いた行動をとることができる。
周囲と積極的にコミュニケーションをとらない傾向にあるため、内向的な印象を持たれがちである。
しかしその反面、一歩引いて状況を客観的に分析できるため、臨機応変で柔軟な対応を選択できる。
ルールを重んじるため、革新的で目新しい意見に対し壁を作ってしまうことも。
集団よりも個を大切にする傾向にある。

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1キャリアサマリー
2012年
公認会計士試験に合格。
2013年
有限責任あずさ監査法人に入所。大手鉄道会社やそのグループ会社の監査業務に従事。
2014年
ITベンチャー企業の株式会社アカツキへ転職。
経理財務担当として、日常業務に加えてIPO推進チームのメンバーとして業務に従事。
2016年
同社、東証マザーズへ上場。その後は、同社の経営管理・財務全般を担当。
2017年
同社を退職し、虎ノ門の公認会計士事務所へ入所。
会計・税務業務と並行して、ヒト・組織がらしさを発揮しながら成長するためのサポートをすることをミッションに、
株式会社HiLO Storiesを設立し、代表取締役に就任。
20年以上企業をサポートしているコーチングのプロとともに、新規事業を仕込み中。
2監査法人における経験およびその後のキャリア選択のきっかけ

会計士1年目らしく仕事に没頭

あずさ監査法人では、第一希望はIPOの部署だったのですが、そこには行けず、パブリックセクター部門に配属されました。ただ、そのときはベンチャーにめちゃくちゃ興味があったわけでもなかったので、配属には特に不満などはなかったです。
配属後は、大手鉄道会社の大きな監査チームにアサインされるとともに、その関係会社の監査を担当しました。社会人1年目ならではの苦労をしたり、その中で監査実務の楽しさや面白さを実感したりと、ごくごく普通の会計士1年目を送っていました。

直観的な「辞めたい!」という感情とベンチャーとの衝撃的な出会い

ところが、2年目の繁忙期が訪れる4月を目の前にして、急に「本当に繁忙期、嫌だ!」「繁忙期終わったら絶対辞めよう!」と思ってしまったんです。辞めたくなる決定的な出来事は特になかったし、頭では会計士としての経験や修了考査などの事を考えれば少なくとも3年くらいはやるべきというのはわかっていましたが、事業会社の中で数字を扱う経験をしないとヤバイんじゃないか、いう漠然とした不安が芽生え、その感情を抑えることができませんでした。
そして、2年目の繁忙期が終わってすぐに転職活動を始めました。転職エージェントから紹介される会社のうち、直観で「良いな」と思ったものを選んで面接へ。そこで出会ったのが前職のITベンチャーでした。役員の地頭の良さ、そしてロジックだけではないピュアに愛や幸せを追求しているハートフルさに、面接時にかなりの衝撃を受けた記憶があります。監査法人では全く出会ったことのないタイプの人達で、人生を生きてる感じがして輝いて見えたのです。そして面接を進むうちに、「ここに絶対入りたいな。もし選考落ちたら、それはもう監査法人でまだ頑張れってことなんだろうな」と思えるくらい、好きになっていました。結局、運よく内定を頂くことができたので、転職することにしました。
これが、私が2年目で監査法人を飛び出すというキャリアを選択した経緯になります。転職動機も志望企業もすべて直観というか、ピンときたものに素直に従う感じで動きました。今思えば、非常に無謀な選択だったなと思いますが、結果的には、20代でIPOの経験を内部の人間としてがっつり関わる形で得ることができたし、年齢関係なくオープンハートで関われる大好きな仲間もできたので、直観に従って進路を選んで大正解でした。

3今現在の仕事の内容、特徴、キャリアパス

会計税務業務の傍ら、ヒト・組織のサポートを開始

現在はITベンチャーを離れて、会計事務所に勤務しながら、ヒト・組織のサポートを目的に今年設立した会社(株式会社HiLO Stories)にて新規事業の準備もしています。
なぜ、会計士である私が、これまでの会計業務と全く関係ないような事業をする会社を立ち上げたかというと、前職のITベンチャーでのIPO経験が非常に大きいです。

IPO準備における挫折、成し遂げたときに気づいたヒトの心との向き合い方

私があずさ監査法人を1年半で辞めてITベンチャーに入社したとき、同社は、東証の本審査に先立って行われる証券会社の審査の真っ只中でした。そういう状況で、私はいきなり、証券会社からの質問書への回答書作成、月次決算、出納業務、監査法人・税理士法人対応などの、数字周りの業務全般を担当することになりました。ちょっと想像してみてほしいのですが、社会人2年目、監査法人1年半レベルの会計監査の知識しかない、IPO実務も全くわからない、事業会社での経理経験もない、業界の事も全くわからない、会社のことも何も知らない、そんな私です。自分の能力・経験と仕事が見合っていないのは明らかでした。結果として、あり得ない失敗をたくさんして、上司のCFOや同僚にはたくさん迷惑をかけました。当時は、深夜休日関係なくフルコミットで仕事をしていたのですが、全くバリューの出ない、むしろ迷惑しかかけることのない自分のダメさに直面し、心はボロボロでした。
そんな中、私を導いてくれたのが、仲間でした。同僚とは、自分達のダメさを痛感して傷ついた心を認め合い、励まし合いました。一方、上司は、私の仕事におけるダメな部分は容赦なく追及し、それと向き合う機会をくれました。(並行して、傷ついた状態から立ち上がろうとする私を内心では応援してくれていたと思います。)
この仲間のおかげで、私は自分の心と向き合いながら、傷ついては立ち上がりちょっと成長して、また傷ついては立ち上がりちょっと成長する、というのを繰り返すことができましたし、最終的に自社のIPOに管理部として貢献することができました。
この経験から、私は、仕事というより、人生全てにおいて、ヒトは自分の心としっかり向き合いながら進むことで幸せになれるんじゃないか、ということを思うようになりました。心としっかり向き合うというのは、今心が感じている事(たとえ弱い心だったとしても)をごまかすのではなく、しっかり受け入れ、かといって、それに執着することなく、現実をより良い方向に導くようなエネルギーに変えていく、ということです。

経営課題は突き詰めるとカネかヒトの問題。ヒトの問題を心の向き合い方という観点でサポートしたい

そのような心との向き合い方をもっと勉強して、いずれは世の中の人達に広めたい、と強く思うようになった私は、前職のITベンチャーが上場して業務が一段落した頃から、感情や心の扱い方を学べるセミナーや研修に通いまくるようになりました(IPOを経てそのような動きを取る会計士が他に居たら仲良くなりたいので是非紹介してほしいです。)。その過程で、同じような考えを持つ20歳ほど年上の会計士に出会い、彼が経営する会計事務所に転職し、新会社を立ち上げた、という経緯になります。
弊所のクライアントの多くは中小企業ですが、中小企業の直面する経営課題は、突き詰めるとカネかヒトの問題に分かれます。これまで会計事務所としては、カネの問題にしか対応してきませんでした。しかし、これまでサポートしてこなかったヒトの問題の解決こそが、本質的にクライアントを幸せに導くのではないか、そしてその鍵が、社長や従業員一人一人の心との向き合い方なのではないか、と考え、今はカネとヒトどちらの課題も解決できる会計事務所になるべく、活動の幅を広げています。
具体的には、もともと会計事務所としてのクライアントである中小企業を中心に、その経営者や従業員に対して、自分の心をどのように捉えて、心の健康状態をどう維持するか、という事をレクチャーし日々実践する習慣を養うような、集合研修や個別カウンセリング・コーチングなどのサービスを、20年以上企業をサポートしているコーチングのプロとともに提供し始めたところです。これからどのようになるか全くわかりませんが、これまでの強みやバックグラウンドを生かしながら、自分らしい形でクライアントに価値を提供できるようになっていけたらなと考えています。

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